子どもが勉強するようになってほしい。
そう思った時、タブレット教材に期待する人は多いのではないでしょうか。
私自身もその一人でした。
「紙の教材より楽しく取り組めそう」
「ゲーム感覚で続けられそう」
「自分から勉強するようになるかもしれない」
そんな期待を持って、娘が幼稚園の年長だった頃からチャレンジタッチを始めました。
そして現在、娘は中学1年生です。
振り返ってみると、チャレンジタッチは6年以上続いています。
ただ、今だから思うのです。
私は最初、少し勘違いをしていました。
チャレンジタッチを与えたから勉強するようになったのではなく、続くためには別の要素も必要だったのだと気づきました。
仕組みや環境を整えることも大切でした。
今振り返ると、幼い子どもに最初から自主性だけで続けてもらおうと考えていたのは、少し期待しすぎていたのかもしれません。
最初は「勉強したい」からやっていたわけではなかった
娘が始めた頃はまだ幼く、勉強への強い意欲があったわけではありませんでした。
むしろ楽しみにしていたのは、親とのやり取りだったように思います。
チャレンジには保護者へメッセージを送れる機能があり、娘はそれをよく使っていました。
娘からメッセージが届くと、私も返信します。
今思えば、勉強そのものよりも、そのやり取りが楽しかったのかもしれません。
幼い子どもにとっては、
- 文字を書くことが楽しい
- 誰かに伝えることが楽しい
- 返事をもらうことが嬉しい
そんな気持ちが原動力になることがあります。
勉強が好きだから続いたというより、楽しい体験の延長線上に勉強があったように感じます。
チャレンジタッチは魔法の道具ではなかった
ネットを見ると、
「チャレンジタッチを始めたら自分から勉強するようになった」
という声を見かけます。
もちろんそういう子もいると思います。
ただ、我が家の場合は、教材を渡しただけで全てがうまくいったわけではありません。
レッスンを終えるとミニゲームで遊べる仕組みもありました。
当時の娘にとっては、それも続ける後押しになっていたと思います。
また、Switchなどの本格的なゲームを与えたのはもう少し後でした。
勉強の後にチャレンジ内のゲームで遊ぶ、という流れが自然にできていたことも良かったのかもしれません。
勉強と遊びの順番を守れるよう、親がある程度スケジュールを管理していたことも習慣化には役立ったように思います。
親が全く関わらなくても続くというより、親子で習慣を作っていった感覚に近いです。
もし当時、
「タブレットを渡したから後は自動で勉強するだろう」
と思っていたら、遊びだけの道具になっていた可能性もあります。
ブラックボックス化しないように気をつけていた
タブレット教材には便利な面があります。
学習履歴も残りますし、丸付けも不要です。
ただ、その便利さゆえに気をつけていたことがあります。
それは、
「本当に理解しているのか」を別の方法で確認することです。
画面上では「学習済み」と表示されていても、
- 学校のテスト
- 面談で聞く先生の話
- 本人との会話
から見えてくるものは違います。
実際、娘も途中で算数につまずいた時期がありました。
チャレンジを続けていたからといって、全て順調だったわけではありません。
だからこそ、
「教材に任せる」
ではなく、
「教材も使いながら子どもの様子を見る」
ことが大切だったように思います。
努力賞ポイントも楽しみの一つだった
我が家では、
「100点を取ったらお金」
「勉強したらお小遣い」
ということはしてきませんでした。
ただ、チャレンジタッチには努力賞ポイントという仕組みがあります。
レッスンなどに取り組むとポイントがたまり、そのポイントを使って文房具などの商品と交換できます。
娘も商品カタログを見るのが好きで、
「次はこれにしようかな」
と選ぶ時間を楽しんでいました。
もちろん、ポイントを貯めることだけが目的で勉強していたわけではありません。
それでも、商品を選ぶことや自宅に届くことは嬉しかったようです。
振り返ると、こうした仕組みも子どもが勉強と前向きに関わるきっかけの一つだったのかもしれません。
子どもは大人のように「将来のためだから勉強する」とは考えません。
だからこそチャレンジタッチは、勉強そのものだけでなく、続けたくなる小さな楽しみをたくさん用意しているのだと感じます。
中学生になった今感じること
中学生になると、チャレンジの内容も一気に勉強らしくなります。
小学生向けの楽しさ重視の雰囲気は少なくなり、学習そのものが中心になります。
それでも娘は続けています。
もちろん毎日やる気に満ちているわけではありません。
でも見ていると、
「やる気があるからやる」
というより、
「やるもの」
という状態になっているように感じます。
歯磨きのように、やるかやらないかを毎回考えるのではなく、生活の一部になっているのです。
そして、それは小学生の頃に少しずつ積み重ねてきた習慣のおかげなのかもしれません。
まとめ|チャレンジタッチだけではなく、親の関わりも大切だった
チャレンジタッチは良い教材だと思います。
ただ、振り返ると続いた理由は教材の機能だけではありませんでした。
- 親とのやり取りが楽しかった
- 短時間でも取り組む習慣があった
- 学校での様子も確認していた
- 子どもの変化を見ながら関わっていた
そんな積み重ねがあったからこそ、今につながっているように思います。
もし私がこれから始める保護者の方に伝えるなら、
「チャレンジタッチを与えれば勉強するようになる」
ではなく、
「チャレンジタッチは勉強習慣を作る手助けになる教材だった」
と話すと思います。
チャレンジタッチには、子どもと勉強をつなぐための仕掛けがたくさん用意されています。
メッセージ機能、ミニゲーム、努力賞ポイントなど、子どもが前向きに取り組める工夫もその一つです。
ただ、それだけで全てがうまくいくわけではありません。
我が家では、学校での様子を聞いたり、テスト結果を見たり、本人と話したりしながら、その時々に必要な関わり方を考えてきました。
教材に任せきりにせず、子どもの様子を見続けること。
それが結果的に、6年以上続いた一番の理由だったのかもしれません。
これが、我が家の正直な感想です。
我が家では結果的に6年以上続いていますが、もちろん良いことばかりではありませんでした。
算数でつまずいた時期や、続いたからこそ見えたデメリットもあります。
こちらの記事で詳しく書いています。

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