園芸を始めたいけれど、どんな花なら育てやすいのかわからない…。そんな人にオススメなのが、チューリップです。この記事では、初心者でも育てやすい花、チューリップの魅力と、オススメポイントをお届けします。
せっかく始めるなら、とことん楽しみたいですよね。
チューリップは種類が豊富!選ぶ楽しみがある
馴染みのある花ですが、実は品種が5000種以上あり、現在も増え続けています。花の形・色・丈・咲く時期など、様々な特徴の違いがあり、好みの花を見つけたり、色の組み合わせを考えるのも、とても楽しいです。
手間がかからず綺麗な花が咲く
チューリップの球根には養分があらかじめ保存されており、植え付け後、まめに肥料をやるなどの手間がありません。冬の間も水を切らさないよう注意すれば、春には綺麗な花を咲かせることができます。
開花とともに春を感じることができる!
桜が咲くと春の訪れを感じるように、秋から育ててきたチューリップが咲くと、格別の喜びがあり、季節の移り変わりを、より身近に感じることができます。
省スペースで栽培できる
チューリップは花壇でなくても、鉢やプランターで育てることができます。例えば、5号サイズの鉢(直径・深さ15㎝)くらいの小さめ鉢で、3球を栽培なども可能で、少なくても十分楽しむことができます。
小さなお子さんと一緒に育てても楽しい
チューリップの球根は、種と違い、栗のようにある程度の大きさがあるので、子どもが手にとって、自分で「ここに赤、ここに黄色」といったように、その鉢をデザインすることができます。
我が家の5歳、9歳の2人とも、“自分のチューリップ”という気持ちがあるようで、毎日、鉢を見たり、土に挿した温度計を確認していました。
つぼみが上がってきてから、色が変化し、開花する様子は、育てているからこそ間近で見ることができます。親子でチューリップの育ち方を観察し、新しい発見ができるのは、とても楽しい時間です。
水耕栽培でも育てられる!
チューリップを育てるのは、土に植える方法を思い浮かべるかもしれませんが、水で育てることも可能なんです。
おしゃれな花瓶を使えば、栽培の過程自体がインテリアとして楽しめますし、空き瓶やペットボトルを利用して始めることもできます。
普段見られない根っこの成長の様子を見ることができ、水だけで花を咲かせる、球根のパワーを感じることができますよ。
室内で水のみの栽培ですので、土の購入や保管に頭を悩ます必要がありません。

番外篇 色々な場所に見にいきたくなる!
チューリップを育てていると、全国各地にチューリップ畑があり、見頃には素晴らしい景色が広がっているという情報が入ってきます。
栽培を通して、興味関心が外へ向き、実際に足を運んでみるなど、新しい体験をすることができます。お花見といえば桜かもしれませんが、チューリップもとても綺麗です。場所によっては桜とチューリップの共演も見られます。
おわりに
いかがでしたか?
チューリップは球根にたっぷり栄養を蓄えているので、特別手をかけなくても咲かせることができます(水やりなどの世話はあります)。複雑な手順はないので、これから園芸を始めたい人におすすめです。
春を告げるように、花開くチューリップ、その様子は本当にかわいくて、嬉しさもあります。
球根から育てて、春をより身近に感じてみませんか。

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