植物を健康に育てることは大切な楽しみの一つですよね。しかし、どうしても避けられないのが「害虫」の問題。化学薬品に頼らず、家庭にあるものを使って害虫を撃退する方法があれば、安心して植物を育てられます。今回は、酢・唐辛子・にんにくを使った自然な害虫対策をご紹介します!
手作りの害虫駆除スプレーの作り方と使い方
酢、唐辛子、にんにくを組み合わせた害虫駆除スプレーがおすすめです。さまざまな害虫に対応できるスプレーが簡単に作れます。スプレー原液の作り方は以下の通りです。
材料:
- 米酢500ml
- 乾燥唐辛子10本
- にんにく2片

作り方:
- 唐辛子の端を切り、種を取り出す。
- にんにくの皮をむき、包丁で潰す。
- 米酢に1と2を入れて、1ヶ月ほどねかせる

※春から使用したい場合には、寝かせる期間を考え2月から3月くらいに準備しておくとよいでしょう。
使い方:
スプレーボトル(100均などに売っているもの)に水を300ml入れ、1mlの原液を入れて混ぜる。それを葉の表や裏、茎にスプレーする。(稀釈300倍)
あまり濃度の濃いものをかけると植物にダメージが出る場合がありますのでご注意ください。
手作り害虫駆除スプレーの効果
実際に使ってみて明らかな効果が感じられたのは、オクラにつくアブラムシに対してです。前年と全く同じ栽培環境でありながら、アブラムシがつくことがありませんでした。
ミニひまわりのアワダチソウグンバイ、綿花のハマキムシについては、スプレーしておけば数は少ないようだが完全に避けられる訳ではない、といった状況でした。
効果を高めるには、虫が出てから対処するのではなく、事前に定期的に葉に吹き付けておくことをお勧めします。
スプレーの使用頻度と注意点
使用頻度:
スプレーは自然素材で作られているため、化学薬品ほどの強さはありません。定期的に使用することで効果が持続します。目安として、以下の頻度で使用すると良いでしょう。
週に1~2回が目安です。害虫が多い場合は、頻度を増やしても構いませんが、植物が酸に弱い場合は注意が必要です。
注意点:
葉にスプレーをしても、雨によって流されると効果がなくなります。天気と植物の様子を見ながら適切なタイミングで吹きかけると良いでしょう。
まとめ
酢、唐辛子、にんにくを使った自然な害虫対策は、ガーデニング初心者でも簡単に実践できます。スプレーの使用頻度と注意点を守りながら、自然な方法で植物を健康に保つことができます。ぜひ、ご自宅で手軽にできる害虫対策を試してみてください!
この他にもガーデニングに関する役立つ情報を随時更新していきますので、ぜひブログをチェックしてみてください。
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