今回は朝顔のつるの巻き方と行灯仕立ての方法について、わかりやすく説明します。朝顔は育てやすく、美しい花を咲かせるため、ガーデニング初心者にも人気の植物です。この記事では、つるの巻き方と行灯仕立ての具体的なやり方を解説します。朝顔を美しく育てるためのポイントを押さえて、ガーデニングを楽しみましょう。
朝顔の魅力とつるの特徴
朝顔は夏の花として広く知られ、青や紫、赤などの鮮やかな色の花が咲き、庭やベランダを彩ります。朝顔のつるは非常に成長が早く、適切な支柱がないと絡まりやすくなります。つるがしっかりと支柱に巻き付くことで、植物全体の形が整い、美しい花を楽しむことができます。
朝顔のつるの巻き方の基本
朝顔のつるは(支柱を上から見たとき)先端が左回り(反時計回り)に自然に巻きつく性質があります。この性質を利用して、つるを支柱に巻きつけていくのが基本です。以下に、つるの巻き方の基本手順を紹介します。
1. 支柱の準備
朝顔を植える前に、支柱を用意します。支柱は土にしっかりと固定し、植物の成長に合わせて高さを調整できるものが理想です。行灯仕立ての場合、円形に支柱を配置する必要があります。
2. つるの誘引
朝顔が成長してつるが伸び始めたら、支柱に向かって誘引します。つるが自然に支柱に巻きつくように手助けすることで、より早く支柱に絡むようになります。
3. つるの固定
つるが支柱に巻きつき始めたら、必要に応じてガーデニング用の紐やクリップを使って軽く固定します。つるを強く締め付けないように注意し、自然な成長を妨げないようにします。
行灯仕立てのやり方
行灯仕立てとは、朝顔のつるを円形に配置した支柱に巻きつけていく方法です。この方法は見た目が美しく、スペースを有効活用できるため、特に庭やベランダで育てる場合に適しています。
1. 行灯支柱の準備
行灯仕立てには、円形の支柱が必要です。ホームセンターなどで購入できる行灯支柱セットを使うと便利です。
2. 支柱の設置
植え付ける鉢に行灯支柱を設置します。土にしっかりと固定し、安定させることが重要です。支柱が倒れないようにしっかりと深くさして固定しましょう。
3. つるの誘引
朝顔が成長してつるが伸び始めたら、支柱の下部からつるを巻きつけていきます。つるが自然に左巻きに巻きつくように手助けしながら、均等に配置していきます。
4. つるの固定
つるが支柱にしっかりと巻きつくまで、ガーデニング用の紐やクリップで軽く固定します。つるを支柱に沿わせるように配置し、美しい形を保つようにします。
5. 定期的な手入れ
つるが成長して支柱の上部に到達したら、必要に応じてつるをカットして形を整えます。また、定期的に支柱全体を確認し、つるが均等に巻きついているかチェックしましょう。
私の体験談:行灯仕立ての朝顔

こちらはつるが伸び始めた頃。先端が支柱に対し、反時計回りに巻きついています。

中央に見える伸びすぎたつるは切ります。

つるの成長するスピードはとても早く、放っておくとつる同士が絡んでしまいます。毎日様子を見ながら支柱に這わせたり、伸びすぎた先端部分は切りました。切ることにより、下の方から新しい芽(脇芽)が伸びてきて、そこに花をつけるため、より多くの花を楽しむことができます。
自然に巻きつく方向へ少し手助けするだけで、美しい姿になっていき、葉も花も楽しむことができました。
まとめ
朝顔のつるの巻き方と行灯仕立ての方法について、基本的な手順を紹介しました。朝顔は比較的育てやすい植物ですが、つるの巻き方や支柱の立て方に注意することで、より美しい花を楽しむことができます。初心者の方でも、この記事を参考にして朝顔の栽培に挑戦してみてください。行灯仕立ては特に見た目が美しく、夏ならではの風景を演出してくれる仕立て方でおすすめです。

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