チューリップを水耕栽培で育てたい! 栽培容器の選び方

秋に植える花

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今回は、チューリップを土を使わず、室内で水のみで育てるための、容器選びについてです。様々な形、色、大きさの物が売られていますが、何に注意して選ぶとよいかまとめたいと思います。

もっとも注意したいこと

栽培予定のチューリップの球根と、チューリップをのせる部分(容器の穴)のサイズが合っていること。根っこが出てくる部分が、水に浸かっていない、容器に接触し潰されたようになっている、こういった状態では、根が伸びません。

球根の下側

これは球根を逆さまにしたところです。根が出るのは、黄色っぽくて、ボコッと盛り上がった部分です。

根の生え方

このように最初は、真下より少し外側に向かって根が生えてきます。根が出るのは、1枚目の写真の黄色い部分からだけです。

容器を選ぶ時には、この黄色の部分がすっぽり水に浸かること、根が伸びるのを邪魔しないよう、少しゆとりがある物の中から決めるのがポイントです。

チューリップ×ジャムの瓶

専用のものでなくても、根が出るところが水に浸かり、球根本体を支えられれば、このような瓶で栽培可能です。

市販の栽培容器

こちらはヒヤシンスの球根です(注意点はチューリップと同じです)。右は容器と球根のサイズが合っていて、左は球根の方が大きくて、しっかり水に浸かっていません。

根が出る部分がしっかり水に触れていることが重要です。

世話のしやすさで言うと、右の容器は、上下セパレートタイプなので、上の部分を持ち上げて、水替えができ、根を引っ掛けて傷つける心配は少ないです。

失敗例

石にのせてみたもの

ビー玉を敷いて栽培している方の写真を見たことがあったので、磯遊びで拾ってきた石でやってみました。この失敗は、根っこが出るところが水に浸かっていないところです。球根の下の土台のような部分、その側面から根が出ます。

側面が浸からないと、いくら待っても根が出ません。

一輪挿しにセット

紆余曲折あり、一輪挿しにセットしました。こちらは、球根の下部がちょうど水に浸って良かったのですが、根は外側に向かうため、容器に押されて、窮屈になっています。

成功例

チューリップ×ジャムの瓶

水耕栽培17日目。根っこも芽も力強く育っています。水位はスタート時より下げて、酸素が行き渡るようにしています。

市販容器×ヒヤシンス

チューリップと同時に育てはじめたヒヤシンス。こちらも順調に成長しています。

ペットボトル×チューリップ

失敗例に取り上げた、一輪挿しのチューリップ(同じもの)。ペットボトル上部を切り取り、逆さまにしています。球根の下の部分が水に浸かるように、ちょうど良い大きさの穴を作りました。

拡大

おわりに

もっとも大事なことは、サイズが合っていることです。チューリップの球根も大きさは様々です。育てる球根にあった容器を選んであげてください。

世話のしやすさ、手入れのしやすさ、で言うと、途中でくびれておらず、上下セパレートのタイプが良いと思います。

観察の面では、色がついていないものがおすすめです。

ペットボトルならサイズ調整も自由なので、ぜひチューリップ栽培、楽しんでみてください。

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